リフレッシュとして | eco実験ステージ　らんま先生

今日の名言

学歴や職歴も関係ない。必要なのはただ一つ、
自分が目指すものを実行するのか、しないのか、それだけだ。

そのうえで一番大事なのが、働く「時間」と「場所」とを選ぶことなのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　國貞文隆

　５月１５日の都内の児童館、港区のエコライフフェア、横浜の幼稚園、都内有数の進学塾での講演、品川ecoフェスなど５月のステージも充実した公演をさせていただきました。

　例年４月は講演のオフシーズンで海外ボランティアをしたり、プライベートの時間をゆっくりとっています。

　今年の４月は映画名探偵ピカチュウの全国プロモーションで電気の実験の監修と実演で、電気を使う実験のため神経を使う現場が１か月続いたことと、今年度は昨年度に比べ、ありがたいことに講演依頼が３割程度多くいただいていることもあり、らんま先生が基本一人で調整や確認をしていて事務仕事の量も多くなり、５月に入り少し気持ちに余裕がなくなっていました。

　気分転換に久しぶりに自宅で鯛や大きな貝をそのまま購入して自分で魚をさばき、お寿司を作りました。仕事以外の好きなことをすることで頭がすっきりしてきました。

　先日、テレビ収録の依頼をいただきましたがその日が講演が入っているためにお断りをしました。以前なら講演後にテレビ収録を受けることはよくありましたが今はステージがある日はステージにその日は集中したいので。

　ここ数年のテレビからの依頼は、お笑い芸人さんやタレントさんのリアクションの道具の１つとしての実験依頼が多く、静電気や激しい音がでる実験の相談が多くなりました。もしくは、ディレクターさんから動画が送られてこれと同じことをしてほしいとお願いされた後、実験の説明も原稿で用意されていました。白衣を着ている専門家の解説の絵が欲しいだけだとは思いますが。少し寂しい気持ちになることがあります。以前は月１回程度テレビにださせていただく時期もありましたが、今はテレビの依頼を積極的に受けることが減りつつあります。

　１０年くらい前のテレビ収録の依頼は、実験の魅力を伝えるものが多くスタッフさんと１から一緒にいいものを作りあげる依頼が多かった気がします。

　私がテレビで活躍するには力不足なだけだったと思いますが、年々テレビ以外のコンテンツも増えすぎて、４８歳になるおじさんとしては少し戸惑うことも多いです。

　目の前の講演と家族と過ごす時間やライブ用の実験の開発や体力づくりのトレーニングの時間を今は大切にできたらと思っています。

　時代が平成から令和に変わるように私の考えも時代のニーズとともに変わっていくと思っています。その時に自分が大切だと思うものを選んで、選んだ以上はそのことに責任をもって全力で取り組んでいきたいです。